IT・WEBセカンドオピニオン
個人事業/自営業者などがホームページやECサイト制作、システム導入を検討する場合

大企業もしくは中小企業でも自社にITに精通した人がいる場合、業務のIT化や新しくEC・サービスサイトを立ち上げたりする時に自分たちである程度考えをまとめたり、見積りの妥当性を判断することは可能でしょう。

では、ITに詳しくないもしくは周りにそのような社員がいない企業や個人事業者の場合はどうしたらよいのでしょうか。業務改善のためにIT化を検討したりスペシャルなアイデアで新規サービス立ち上げを考えているが自作はできない方、ホームページを作りたい方などの多くは地元のIT企業やWeb・HP制作会社へ仕事の相談や依頼をすることになると思います。

では、ITやインターネットに詳しくない方が自分の要望・希望を話して見積りをもらってすぐにその内容や金額に納得できるでしょうか?

できません。

もちろん依頼先のIT企業/制作会社の人間たちもそんな簡単に話しが進むとは思っていないので、ひとまず概算見積りを出したり、より要件を明確にするために色々と質問したりして認識を合わせる努力をします。

そうして提出された正式な見積りをもらったあなたはどうしますか?

①内容的によさそうなのであとは値引きのお願いをする

②予算内なのでGo(発注)を出す

③見積りの一部/ほとんど内容がよくわからない

全てあるあるですが、それぞれに問題や検討の余地があります。

 

①内容的によさそうなのであとは値引きのお願いをする

これはやめてください。

基本的にIT企業のまだ多くは要望を満たすためのシステム開発やサイト制作に必要となる時間(工数)から費用を算出しています。

これを値引き交渉するということは、「開発にかける時間を削れ」と言っていることになります。

そうするとどうなるか?

開発/制作側の人間はスケジュール的に無理を強いられることになるので、残業や休日出勤が増え、それに伴い疲れが蓄積し、できあがったシステムやサイトの品質が悪くなる恐れがでてきます。

そのような状況になるとその担当者は依頼主に対して良い印象を持つことは少なくなるでしょう。良い印象を持てないということはその依頼主に対して自分の気持ちに余裕のある対応や気遣い、そしてやさしく接することができないかもしれません。

その後のちょっとしたやりとりでトラブルになったり、かえってバグの要因になったりして、それがまた負のスパイラルに陥っていきます。結果、依頼者側のブランドイメージ・信頼の低下にも繋がってきます。

トータル的なコストを考えると値引き分が何倍にもなって跳ね返ってくるのです。

「プロだったらしっかりやれ!」と思われるかもしれませんが、それはきちんとした(値引きのない)対価を払っている場合には、異論はありません。

なので、相手にプロとしてしっかり仕事してほしいと思うのであれば、値引きはやめましょう。

それより内容をしっかりお互いに認識しあうことに労力をかけたほうが良い結果が生まれるのではないでしょうか。

 

②予算内なのでGo(発注)を出す

費用的に妥当ですか。

と言われてもIT関連でもない中小企業や特に個人事業を営まれている方はその金額の妥当性を判断できますか?

私は依頼される側のIT企業や制作会社が不必要に高い見積りを出すとは思っていません。(中には悪徳業者も存在するかもしれませんが)

ですが、同じ内容の見積りを数社から出してもらったはずなのにそれぞれの金額差が大きく出ることがあります。

これには、そこの従業員の給料(単価)が影響するだけでなく、その会社の経験や得意とするもの、開発・制作方法などの他、その後のサポートやドキュメント類などの納品物がどこまで揃うかなど多くの要素が影響するからです。

ここでも直接的な値引きと同じような考えで、ドキュメント(設計書など)がいらないので安くしてほしいと依頼される方がいます。

これもやめたほうがいいです。その後のメンテナンス・保守作業などでドキュメントがあったほうが確実に作業がスムーズに進むからです。もし制作を依頼した会社が納品後に倒産したらどうしますか?そのシステムやサイトの改修を行いたいと考え、別の制作会社に作業を依頼した時、設計書などのドキュメントがない場合は仕様の把握の為に余計に費用を捻出することになったり改修不能に近い状態に陥ることもあります。

 

③見積りの一部/ほとんど内容がよくわからない

見積りに書かれている内容が理解できますか。

依頼されたIT企業や制作会社も色々なお客様を相手にしているので、お願いすればできるだけわかりやすく詳細な説明などしてくれるでしょう。

ちなみにこの確認作業は会って対面で確認してほうがいいです。

項目を並べられて読んで理解したつもりであっても、ニュアンスが微妙に違っただけで後々の大きな問題になりかねません。

正直なところ、システムやサイト制作の見積りは作るだけでも大変な時間と労力が必要となります。

見積りといっても「〇〇がいくつ、△△がいくつ、手数料が□%」といった計算だけではなく、どういったものをどうやって実現しようかというところから考えます。これはもう実際は設計工程なのです。なので見積りで費用を請求する会社もあるかと思いますが、そのように費用を請求している会社を私は見かけたことがありません。


個人事業・個人経営などをされている方へ

事業にITを組み込みたい、Webサイトを立ち上げたい、ホームページを作りたいなど、IT企業や制作会社へ仕事の相談や依頼を考えられている方々で、もし上記を読まれて不安に思われることがありましたら、メープルでは「セカンドオピニオン」(第三者)として打合せへの立ち合いや見積りの妥当性を判断したり確認したほうが良い点のアドバイスなどさせていただきます。

メープルでは、できるだけ安くシステム導入やサイト・ホームページ制作を目指すのではなく、依頼する側(事業主)と依頼される側(開発・制作側)がともに笑顔でプロジェクトが進められるようにお手伝いすることを目的としております。上で書かせていただいた通り、特にIT業界では安いことがいいことには繋がりません。これはITエンジニアとして約20年の現場を経験した実績に基づく考えであり、結果的に事業の利益に繋がっていくものと信じております。

 

「IT・WEBサービスのセカンドオピニオン」に関して興味を持たれたり、気にしていただけた方は、まずは下記リンクからお問い合わせください。

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